「自らの身の安全は自らが守る」ことが基本であるとの自覚を持ち、平常時より災害に対する備えを心がけるとともに、災害時には自らの身の安全を守るよう行動することが重要です。
地震発生時には、家庭又は職場等において、個人又は共同で、人命の安全を第一に、混乱の防止留意しつつ、地震災害による被害の発生を最小限にとどめるための措置が必要となります。
1 家庭における措置
(1) 平常時の心得
- 地域の避難所及び家庭との連絡方法を確認する。
- がけ崩れに注意する。
- 建物の補強、家具の固定をする。
- 火気器具の点検や火気周辺の可燃物に注意する。
- 飲料水や消火器の用意をする。
- 非常用食糧、救急用品、非常持出用品を準備する。
- 地域の防災訓練に進んで参加する。
- 隣近所と地震時の協力について話し合う。
(2) 地震発生時の心得
- まず自分の身の安全を守る。
- すばやく火の始末をする。
- 火が出たら、まず消火する。
- あわてて戸外に飛び出さず、出口を確保する。
- 狭い路地、塀のわき、がけ、川べりに近寄らない。
- 山崩れ、がけ崩れ、浸水に注意する。
- 避難は徒歩で、持物は最小限にする。
- みんなが協力しあって、応急救護を行う。
- 正しい情報をつかみ、流言飛語に惑わされない。
- 秩序を守り、衛生に注意する。
2 職場における措置
(1) 平常時の心得
- 消防計画、予防規程等を整備し、各自の役割分担を明確にする。
- 消防計画により避難訓練を実施する。
- ロッカー等重量物の転倒防止措置をとる。
- 重要書類等の非常持出品を確認する。
- 不特定多数の者が出入りする職場では、入場者の安全確保を第一に考える。
(2) 地震発生時の心得
- すばやく火の始末をする。
- 職場の消防計画に基づき行動する。
- 職場の条件と状況に応じ、安全な場所に避難する。
- 正確な情報を入手する。
- 近くの職場同士で協力しあう。
- エレベーターの使用は避ける。
- 自家用車による出勤、帰宅は自粛する。また、危険物積載車両等の運行は自粛する。
3 運転者のとるべき措置
(1) 走行中のとき
- 急ハンドル、急ブレーキを避けるなど、できるだけ安全な方法により、道路の左側に停止させる。
- 停止後は、ラジオで地震情報や交通情報を聞き、その情報や周囲の状況に応じて行動する。
- 車を置いて避難するときは、できるだけ道路外の場所に移動する。やむを得ず、道路上に置いて避難するときは、道路の左側に寄せて駐車し、エンジンを切り、エンジンキーを付けたままとし、窓を閉め、ドアはロックしないこと。また、駐車するときは、避難する人の通行や災害応急対策の実施の妨げとなるような場所には駐車してはならない。
(2) 避難するとき
被災地域では、道路の損壊、物件の散乱等のほか、幹線道路等に車 が集中することにより交通が混乱するので、避難のために車を使用してはならない。


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