「芦別で農業をしたい」そのような方をサポートします。
「農業をしたい」「自然の中で暮らしたい」というご希望をお持ちの方は、最近数多くいらっしゃいます。しかし、そのために必要なことを具体的に知っている方はあまりいないのが現状です。せっかく夢を実現しようと私たちの街へ来られても、準備不足や計画の甘さで挫折されては本当に残念なことです。自ら営農体験して様々な経験をしてから、本格的に就農準備しても遅くはありません。
そのような思いから、次のような段階的なステップをご用意しています。なお、平成28年度からは、地域おこし協力隊として農業に従事した方への支援対策も整備しています。
ステップ1【就農相談】
まずは、北海道農業担い手育成センターに相談してみましょう。担い手センターには、道内各地の新規就農支援の資料があります。専門の就農相談員に自分が目指す農業経営について話すと、とても親身に相談に乗ってくれます。
ステップ2【農業体験実習】
就農をお考えの方は、まず、農業や農村の様子を体験することから始めます。芦別で実際に試したい場合は、担い手センターの紹介を受けてから芦別へ一度来ていただくことになります。そして具体的な制度の説明や関係機関の面談を受けます。その後、実際に希望される方は一週間以上一カ月以下の期間で、芦別の農家で実際に体験をしていただきます。
- 体験実習終了後には日額4,000円の奨励金を支給します。
ステップ3【営農実習】
農業体験実習が終了し、本格的に営農実習を受けたい方は、関係機関の審査を受けます。本市に移住し自立しようとする意欲と可能性があると認められると、1年以上2年以下の期間、芦別で営農実習を受けます。その時は「営農実習助成金」を受けることができ、実習に専念できます。
地域おこし協力隊として農業に従事する場合は報酬が支給されるほか、期間終了後は、営農実習終了者と同様の制度を受けることができます。
営農実習助成金
- 月額75,000円
- 実習を中止したり、実習終了後就農しなかった場合、さらに就農後3年以内に農業経営を廃止した場合など助成金の交付を取り消して市に返還することになります。
- 研修旅費の2分の1以内で補助し、100,000円を限度とします。
- 市外から移住し、三親等以内ではない者から住居を借りる場合、月額家賃の2分の1以内で補助し、25,000円を限度とします。
地域おこし協力隊
- 月額266,000円(別途扶養加算あり。)
この営農実習期間であれば、就農に必要な生産技術や経営管理方法等を習得するための支援があります。
新規就農者としてスタート
営農実習期間が終了しましたら、いよいよ新規就農者としてスタートです。関係機関の指導を受けながら、就農に向けて本格的な準備をします。農業を始めるにはどうしてもまとまった準備資金が必要となりますので、できるだけ負担を軽くして就農できるよう様々な支援制度を準備しております。
また、地域おこし協力隊も同様の支援を受けられるほか、農業関連事業の起業を希望する場合にも補助制度を設けています。
※ユーターン後継者の場合は制度内容が異なりますので別途ご相談願います。