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下水道のしくみ

 芦別市内で排出される汚水処理の仕組み

芦別市内で排出される汚水については、上の絵のように市内の公共下水道を流れ、石狩川流域下水道幹線をながれて、奈井江町に設置されている終末処理場(奈井江浄化センター)に集められ処理された後、石狩川に放流されます。

奈井江浄化センター
奈井江浄化センター

石狩川流域下水道とは

家庭や工場などから発生する汚れた水は、街の中の水路から小河川へ、さらに河川や海などに流れつきます。人々が街に集中して住み、その生活が豊かになるとともにこれらの水路や河川の汚れも進んできました。こうした河川の汚れを防ぐことが下水道の役割です。
地形上、また行政的にも密接な関係にある中空知地区の6市4町(芦別市、赤平市、歌志内市、滝川市、砂川市、美唄市、奈井江町、新十津川町、浦臼町、上砂川町)と北海道は、行政区域にとらわれないで、石狩川の流域を単位とする広域的な下水道、石狩川流域下水道を計画しました。
流域下水道とは、各都市の関連公共下水道から流れてくる汚水を集め、終末処理場で一括して浄化し、河川や海などに放流する大規模な下水道で、各都市が個々に処理場を作るより施設の建設費や維持管理費用が少なくてすむとともに、処理場が大規模になるので処理能力が大きくなり、高度の浄化が行われる等の利点があります。
また、下水処理に伴い発生する汚泥はコンポスト化され肥料として農地や緑地に還元されています。

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