A群溶血性レンサ球菌咽頭炎・インフルエンザについて(警報)
滝川保健所管内においてA群溶血性レンサ球菌咽頭炎・インフルエンザの感染者が増加し警報が発令されました。
今後、流行がさらに拡大する可能性がありますので、感染予防に努めてください
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎について
細菌の一種であるA群溶血性レンサ球菌がのどに感染しておこる感染症で、接触感染や飛沫感染を起こします。のどの腫れ、痛み、発熱、首のリンパ節の腫れなどの症状のほか、発疹を伴うこともあります。
発症年齢は5歳から15歳が最も多く、幼稚園や保育所、学校などの集団生活の場での感染が多くみられます。
インフルエンザについて
インフルエンザは、咳やくしゃみによる飛沫感染や空気感染(飛沫核感染)、患者の鼻汁などによる間接的な接触感染があります。
感染から1~2日後と比較的早く、突然の高熱と頭痛、全身のだるさ、筋肉痛などの全身症状が起こり、これらの症状と同時かあるいは少し遅れて、のどの痛みや咳などの呼吸器症状が現れます。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎・インフルエンザの予防について
- 熱やのどの痛みがある場合は、外出(登園・登校)を控えましょう。
- 手洗い、うがいを徹底しましょう。
- 外出時はマスクの着用や咳エチケットを心がけましょう。
- 部屋の湿度を50~60%に保ちましょう。
- 十分な栄養と睡眠をとりましょう。
警報とは
【発令基準】A群溶血性レンサ球菌咽頭炎:1定点医療機関あたりの受診患者数が一週間で8人以上となった場合
インフルエンザ:1定点医療機関あたりの受診患者数が一週間で30人以上となった場合
※インフルエンザの警報発令後は1定点医療機関あたりの受診患者数が一週間で10人以上であれば警報を継続
各週の定点当たりの報告数は 滝川保健所HP でご確認ください。